肥満用キャットフード

猫にとってありふれた健康問題である肥満。
愛猫が最近太ってきて困っているという飼い主さんも多いことでしょう。
今回は、肥満の進行を抑えたり、ダイエット効果のあるキャットフードについてご紹介します。

肥満用のキャットフードは種類が多く、愛猫に合うものを探しやすくなっています。
食材はまぐろやチキン、白身魚といったごく一般的なものだけでなく、野菜も含んでいるものが多いです。
これらをミックスしてカロリーを抑え、低脂肪設計になっているのが主な特徴です。
このようにメジャーな食材をしっかりと使用しているため、猫の興味を引きやすくなっており、「低脂肪だからだめなのか...」などといった療養食にありがちな悩みを抱えることはほとんどありません。

形態としてはドライタイプが多く、珍しいことに1袋あたりの量が様々になっています。
100g単位のものもあれば、一般的な1kg単位のものまであり、値段も一般と同じ程度のものがあれば、4kgで7000円ほどしてしまうような、とてもお財布に優しいとはいい難いものまであります。
安いからといって100%危険だ、効果が無いというわけではないので、安いものを選んでもいいですが、高いものはやはりしっかりしています。
どうしっかりしているかというと、「含有している栄養素の質が良い」という点があります。

タンパク質はしっかりと配合して丈夫な体を作る一方、脂肪分を少なめにし、かつチキンやサーモンなどによるとても良質なタンパク質を多く含んでいます。

また、こういったものは肥満以外の細かいところにも良い効果があり、尿路結石や毛並みまで改善してくれるのです。
つまり、肥満を抑えてダイエットしながらもほかの健康面にも強くなり、外見も少なからず良くなるため、値段を考えると妥当どころかお得ともいえるのではないでしょうか。

また、せっかく痩せたのにリバウンドしてしまうという問題もありますが、それを抑えるキャットフードもあります。
カロリーを抑えている一方で満腹感がしっかりと得られるため、食べる量は変わらずとも確実に摂取カロリーを抑えられるのです。
この満腹感をサポートしてくれるキャットフードについてはこちらをご覧ください。
痩せてからのキャットフードもしっかりあるというわけです。
愛猫の体型を維持するためにも、1日にあげるキャットフードの量を知りましょう。
キャットフードの正しい与え方を知ることで肥満を事前に防ぐこともできます。 キャットフードと肥満の関係についてこちらで解説されています。